私が営業用に使用する車は数台あるのですが、そのうち嫁の運転する車が事故に遭遇して破損してしまいまして・・赤信号で停止した状態で後方からオカマされちゃったんですね・・
だから、当方は過失ゼロなんですが、相手方のクルマはレンタカーだったのですね、このような場合は、レンタカーの保険で、首や肩周辺の捻挫やらの治療費やら交通費等、車両の修理費用は補償されるはずが、今回の事故はそう生易しいものではありませんでした・・
本来、加害者側から事故の連絡をレンタカー会社が受けた場合、即座に保険対応していただく必要があるのだけど、通常、保険会社は通知された時から24時間内に被害者側に連絡がくるのですが・・いつまでたっても連絡が来ない・・つまり、何らかの理由で通知が止ってしまってるのですね・・なぜなのかと思い、私は加害者側のレンタカー会社に連絡してみると、レンタカー会社は既に加害者から通知を受けており、レンタカーで事故が発生したことは知っていたのだけど、加害者との契約があって、免責分の請求があるから全部支払がないことには保険対応には応じない、と主張するのですよ・・しかし、被害者側は当該契約とは無関係だから早急に対応してほしい、というのですがなしのつぶて・・困りました・・
事故から1週間になって、どうやら加害者はレンタカー会社に免責部分の支払をしたらしく、事故から10日ほど放置されたが、ようやく保険会社から電話連絡があった・・これでようやく解決か・・と思ったらまたもや次なるトラブルが発生・・板金会社に事故車を持ち込みそれを保険会社が査定したところ、対物超過ということが判明・・この場合、レンタカー会社の契約する保険に対物超過特約になっているかどうかが問題となったので、恐る恐る確認すると、特約ナシだった・・ガチョーン・・
対物超過とは、事故車の時価が修理費用が下回っている状態を意味し、つまり、事故車は保険金の範囲で修理が完了しません・・しかし、持ち込んだ板金屋が保険会社の査定する範囲で修理に応じてくれたからなんとか難を逃れたのですが、保険金でカバーできない修理代は自己負担して、また今度は加害者とレンタカー会社を相手取って訴訟になるところだった・・
私も地方に出張するときは飛行機+レンタカーとか新幹線+レンタカーという使い方をするのですが、私の場合は原則としてトヨタレンタリースを使うのですが、大体事故を起こした時の条件は、免責5万円になっており、費用追加で免責ゼロも可能・・なのに、なぜ、今回このようなトラブルの連鎖となるのか・・レンタカー会社もそれぞれで、安売りをしてるレンタカー会社の場合、1日2000円とかバカ安を謳う会社もあるのですが、事故発生で免責数十万という会社があるんです・・これには驚きましたね・・免責で数十万を請求されて加害者がレンタカー会社に支払いをしない限り、保険で加害者を保障するのを拒否する・・そんなレンタカー会社もあるんです・・最近外国人がレンタカーで走り回ってますのでね・・加害者に資力もなく保険だけが頼りの綱となってしまったら、被害者は一方的な被害者になってしまいます。
だから、みなさん、事故には十二分に気を付けてくださいね・・って結論にしたいのだけど・・
被害者は加害者を選べないのでね・・ムリでしょ、こちらは十二分に気を付けてるつもりなんだから。