「パレスチナ問題の解決に向けた国際会議の開催を機に、英国、フランス、カナダが先進7カ国(G7)で初めてパレスチナを国家として承認したが、日本政府は見送った。パレスチナ自治区ガザへの攻撃を続けるイスラエルに圧力を加えるには、国際社会の結束が必要だ。パレスチナを国家承認するよう政府に再考を求める。」
日本は、毎度のことだけど、米国だけに忖度して又は米国から命令されて、パレスチナ国家の承認を見送っているのだけど、平和国家を謳う国としては、英国やフランス等が承認する前に先んじて、国家承認をするべきだった。米国の顔色だけを窺ってだけの腰抜け国家と世界から見做され、国自体の信用を失ってしまうからで、承認を見送る行為が、決して世界から尊敬される国とは見做されることがないだろう。
世界中から、日本はカネのあるだけの非主権国家だと思われているし、国民も何ら尊厳なき米国の隷属国家だと自覚するところで、パレスチナ国の承認を見送るという行為だけで、世界中の国々に対し、平和国家と主張するのは、うわべだけで、内心は米国の主導する戦争経済を支援する悪い国家だ、と見做されても反論できる余地はない。
日本が真の平和国家であることを世界にアピールするためにも、早期にパレスチナ国家を承認し、早期に支援体制に入るべきだ。
