「14通の書簡の中でトランプ氏は、相手国が米国に対し報復関税を課した場合、規定の税率よりもさらに高い税率を課すと警告した。ホワイトハウスは、これらの税率は「すべてのセクター別関税とは別」であるとトランプ氏が述べたことを確認した。例えば、新たな関税は現行の25%の自動車関税に上乗せされることはない。ホワイトハウス当局者によると、これは今後のセクター関税にも適用されるという。」
日本はこれら関税問題を機会に、米国との距離を少しおいて、市場のターゲットをチェンジする必要があると思いますね・・もはや、市場は米国だけではないのだ、と。
これからの日本の戦略的ターゲットとしては、インド+東南アジアだと思う。
とりわけ、FTAをさらに推進して、米国抜きで安定的に運用できる市場を形成する必要があると思われますね。
次いで、重要なことは、日本とFTA協定を締結した相手方との決済通貨の問題で、貿易決済に必要な共通通貨とその通貨を管理する中央銀行をつくるべきだと思う。
当該共通通貨が一国の利得の手段にならないように法律を制定して、平等に管理すべき運用をすべきだと思う。