「日経平均株価が過去最大の下げ幅を記録したことを受け林官房長官は、「政府としては冷静に判断していくことが重要と考えている」「引き続き緊張感をもって市場の動向を注視するとともに、経済財政運営に万全を期してまいりたい」と述べました。」
日経平均は4000円を超える暴落となったわけですが、恐らくこれからますます暴落は繰り返すだろうと思いますね・・今日のNY市場は恐らく経験のないレベルのパニック売りとなるだろうことは予想できますし、問題は翌日の東京市場ですね、政府日銀は口先介入をして、少しは市場は正常心を取り戻し、買い直しが入り、少しはプラスに転じるかもしれないが、それを見て、再び五月雨的に売りが散発したと思ったら、豪雨状態となり、売りが売りを呼んで、常識外の売りパニックとなるでしょう・・
円高傾向は変わらず、昨日も言ったように、1ドル70円から110円のレンジを目指し、日経平均は2万円から2万1000円程度まで下落となる・・というのが私の予想です。
つまり、NY市場の上昇というのは、デリバティブによる膨張が原因で、100万円の現金を担保に300万円の株を購入し、値上がれば、さらに値上がり分を担保にして買い上がる、結局、現金で購入した現物株は何倍にも借入により膨張するから、価格変動が大きくなっちゃうんですね、これが逆に変動すれば、100万円の元金は価格変動するだけで消し飛んで、次なる追証が必要になる、今のように、現物株の変動幅が20%以上変動するとなると、信用の買い玉は維持できなくなり、追証相当金額が用意できず、売却しなければならなくなる。それが将棋倒しになり、売りが売りを呼んで大パニック、というわけです。