「本質的に日本の今の経済の状況をみると、企業の状況は足腰がしっかりしているんで、(株価は)調整局面だという風にみるべき」
今日は、日経平均株価が急落して、2200円以上の下落をしましたね・・
私はあのバブル崩壊以降2200円以上の日経平均の下落は経験ありませんので、恐らく史上2番目の記録なんでしょうね・・非常に危険信号です・・
まず、日本国内金利は今後上昇することは確実でしょう、恐らく10年国債は利回りで2%程度まで売られるのではないのか、と思いますね・・これが正常化なんですけど、問題は米国側でしょうね、今まで日本側から資金調達して、それをデリバティブを利用して大きく膨らまして、世界中に資金を流していたわけなので、これが日本側のゼロ金利終了で、資金の流れが逆回転することになるからです。
資金の流出源となってる日本側が資金の回収を行うと、借入している外資金融機関はデリバティブ契約を解消しなければならなくなる、これで続々と債務者のデフォルトとなり将棋倒しとなるわけですね、これで一気に清算のための売り発注が市場に溢れかえることになる、大パニックになっちゃう、昨今は機械が自動売買しているから、一斉にウリ気配となり、今まで経験のない恐ろしいくらいの大暴落が始まることになる・・
これが、米国市場で起こるんですよね、経験のない大暴落というものが・・
先のバブル崩壊以降、金融の自由化、郵貯の自由化で、全面的に国内に滞留してた資金は米国へ流れ、1500兆円は全部米ドル、米国債に振り替わり、米国株投資に向かったから、米国株式市場崩壊で、日本国民の1500兆円は全部不良資産になっちゃうんです。
米国がお陀仏になると、日本の対外資産は不良資産になっちゃうからね、これは大変なことになっちゃう・・というのか、事前にこうなることはわかりきった話でした。
まあ、目先は政府日銀は市場介入してドル高誘導するのかもしれないが、市場から流れを打って大津波のような大量売りが発生して大パニックになるのではないでしょうかね・・
非常に残念ですね。