「31日午前のニューヨーク外国為替市場では、日銀の植田和男総裁がさらなる追加利上げの可能性を示唆したことで円買い・ドル売りが加速し、円相場は一時1ドル=149円79銭近辺まで上昇、3月中旬以来約4カ月ぶりの高値を付けた。午前9時現在は150円30~40銭と、前日午後5時(152円72~82銭)比2円42銭の大幅な円高・ドル安。」
日米為替レートは、日米金利差にほぼ依存しているので、現在の米国10年債4%、日本10年国債1%の金利差3%が縮小次第に、円高ドル安となり、物価格差が是正されてくるのだと思いますね・・日本10年債の利回りが2%を超えてくると、1ドル110円、さらに投機によるオーバーシューティングの上振れを含めると、70円~110円あたりか・・私の感覚では、正常な円ドルレートは、1ドルあたり50円~100円くらいの間で、今後、米ドル以外の通貨が登場して、主要な取引通貨として認知されると、さらに米国の価値は下落するのではないのか、というのが私の予測です。