日本の対外資産1500兆円は全部不良資産。

【図表1】日本の対外純資産(橙の折線)の推移と内訳。

「日本の企業や個人、政府が海外に持つ資産から負債を引いた対外純資産残高は471兆3061億円と5年連続で過去最大を更新し、33年連続「世界最大の対外純資産国」のステータスを維持した。

内訳を見ると、海外に持つ資産の残高は前年比11.1%増の1488兆3425億円、海外に持つ負債の残高は10.6%増の1017兆364億円だった。

さらに、資産残高の増加を要因別に見ると、前年比で増えた148兆6763億円のおよそ半分を占める75兆6510億円が、円安の影響に相当する「為替相場の変動」によるものだった。

それ以外は、資産価格の変動を示す「その他調整」が121兆4360億円、売買取引の変動を示す「取引フロー」がマイナス48兆4110億円だった。

取引フローの内訳項目を見ると、株式(マイナス4兆8620億円)や金融派生商品(マイナス107兆7690億円)の残高減少が目立つ。円安や株価上昇により評価益が出て、利益確定のために資産を売却するケースが増えた可能性が考えられる。」

日本国民が有する海外資産は約1500兆円、それらは全部ドル資産なんですね、純資産が470兆円だといっても、全部ドル資産にて米国政府の差し押さえられてるので、もう日本には二度と戻ってこない資金なんです、つまり、日本国民の不良資産は約1500兆円ということです。

この不良資産1500兆円はいつ表面化するのかというと、米国が破産宣告した時なんです、この時をもって、日本は破産は逃れるが、戦後スキームが完全に終了して、米国システムから離脱しなければならなくなるときが来る・・カネだけの問題じゃないんです・・製造技術もインフラに関するノウハウも全部外国に流出してしまって、国内にはなんにもないんです、つまり、製造技術は全部中国やらに差し上げてしまったのですよ、米国が破綻したときに、中国やらロシア、欧州は米国に米国債を引き換えに金地金を請求してくるでしょ、しかし、米国は無いんですね、日本など外国から預かっている金地金や他国から戦争を仕掛けて盗んできたものしかありませんよ、日本は政府や日銀の保有する米ドル債も金地金も米国側に差押えられていて、手持ち何にもないんです・・

つまり、日本国民が有する海外資産は全部不良資産、というわけです。