「「外貨準備とはヘッジされていない外貨資産だ。外貨準備高の会計処理は常に複雑だが、明らかに金融利益が生じている」と、セッツァー氏は説明。「最大級の棚ぼた利益の一部は日本政府のバランスシートに収まっていることになる」と論じた。同氏は米財務省でエコノミストとして働いていた。
日本政府と年金積立金管理運用独立法人(GPIF)は2000年以降、約1兆2000億ドル(約189兆円)相当のドルとユーロを買い入れたと推計。
「日本が円を売ってドルを買ったのは、1ドルが80円で買えた時代で、今は155円で売れる。外貨準備は金銭的に大幅に膨らんでおり、幾らか利益を得るのは理にかなっている」と同氏は指摘した。」
米ドルが暴落するので、それを阻止するためのドル買い介入だったんですけどね・・
しかも、全部国民の財産が200兆円近くも使われた・・米国経済の救済のために・・
結果的に利益は生じたのかもしれないが、それによって失われた国民の利益は膨大なのに。
それを「棚ぼた」とは失礼な奴だ。