木綿のハンカチーフください・・

「《先日より体調を崩し、医師の診察を受けたところ、入院加療が必要との診断でございました》

 歌手の太田裕美(69才)が4月17日、休養に伴い6月に予定していた2つのコンサートの出演見合わせを発表した。2月中旬の歌手のイルカ(73才)とのジョイントコンサートでは元気な姿を見せていただけに、ファンのショックは大きかった。」

たまに、営業ネタでしゃべることがあるのですが、私は昔ながらのヒロミスト・・中学生の時に木綿のハンカチーフの大ヒット当時に、裕美さんの所属する渡辺プロに電話して、「太田裕美のファンクラブに入りたいねん」というと、「1000円の入会金を送ってこい」と・・それで早速、封筒に1000円札を1枚入れて入会しちゃったんですね・・ところが、ナベプロの送って来たのは、太田裕美の白黒のブロマイド(白黒写真のようなもの)とナベプロの会報だった・・何で、カラー写真ちゃうねん、それに関係ないタレントの情報なんてどーでもええねん、太田裕美のスケジュール等の情報が知りたいねん、と。ところが、その後ナベプロが送ってくるのは会報ばっかりで、餅つき大会をやったとか興味のないことばがりが記事になっていて、肝心の太田裕美の情報はなし・・もう、堪忍袋の緒が切れた、として、ナベプロに電話して、「もう、いらんわ」といって、ファンクラブを早速退会した・・ということがありました・・私の中学の生徒手帳は太田裕美のブロマイドが差し込まれており、いつでもどこでも観賞できて、自宅の勉強部屋には当然として太田裕美の大型ポスターが貼ってある。当時の私の趣味でパイオニアのオーディオコンポやソニーのレコーダーも用意して、いつでも太田裕美のベストアルバムを聴くことができる、という環境を作っていたもんだ。ホントは無理してでもその当時の太田裕美に会って生歌を聴きにコンサートに参上すべきだったのですが、一度も行ってないんですね‥実はそれが心残りなんです・・で、この際と・・今さらながら申し訳けないのだけど、太田裕美のコンサートに参上しようと・・そう思ったんですね、で、嫁に相談してみた・・別に一緒に行ってもええよ、というので、調べると富田林や京都の郊外でコンサートをやるとのことで、イルカや稲垣潤一も来るとかで、早速チケットを申したんだが・・売り切れだった・・何で、今さら・・と思うでしょ、それは裕美さんが乳がんを患い抗がん治療を受けているという話を聞いていたからです・・この調子ではいつまでコンサートがあるかわからない、もしかすると永遠のお別れになってしまうかも・・と思ったからです。しかし・・その予感は的中したのかも・・私は今まで生で裕美は見たことはないしお会いしたこともないが、精神がつながっているのだ、と確信してるんです・・だから、テレパシーで話すことはできないが、何かを感じるのですよ、ああ、もう、太田裕美とは会えないかもしれない・・今回の入院加療は・・相当私も弱気ですよ・・残念だ・・