「ついに世界4位に転落――。国際通貨基金(IMF)は23日までに、2023年の日本のドルベース名目GDP(国内総生産)が、ドイツに抜かれて世界3位から4位に転落する見通しを示した。1ドル=150円近くまで急激に進んだ円安によってドル換算で目減りしたことや、物価変動が影響する名目GDPであるため、日本以上に高いドイツの物価上昇率が反映された結果と見られるが、経済評論家の山本伸氏はこう話す。
「長年の社会の非効率が招いた結果。日本はいまだに能力のない人が会社上層部に居座ったり、能力のある人に高い給与を払わず海外に流出させたり、政治も専門性が求められるところに年功序列で素人を起用している。こうした積み重ねが日本経済を腐らせ、ついに名目GDPで4位に転落するという事実を突き付けられる事態を招いた」」
国際ランキングで順位下落を招いている最大の原因は、人類史上稀にみるトンチンカンなアベノミクスにより、対米ドルにて超円安誘誘導を継続しているためです。
世界広しといえども、自国通貨を安く誘導する国は、古今東西探しても、世界中のどこかの歴代のかつてあっただろう古代の王国を合わせても、日本以外にはありえないだろう、と私は思いますね。
自国通貨の価値を下落させるために、自国債券を中央銀行が買い占めゼロ金利に誘導する前代未聞の政策を実施、元は、ケッチャップを買え、とFRBのバーナンキが日銀に命じてやらかしたものであったが、後にバーナンキは、自国通貨を自国買いできる日本が羨ましい、と述べたことが伝えられている・・ま、世界にはこのようなアホ集団がいるんだ、という皮肉なんだろう・・
民主党政権時に円高となったのは、ケチャップを買わなかったからなのだけど、最高値は1ドル75円32銭であった・・恐らく、放置していたら1ドル30円~40円くらいにまで円高になっていただろう・・
現状の1ドル150円というのは、前々から言ってるように、米国側が指定した価格で、几帳面にもそれを守ってキッチリと1ドル150円水準に誘導しているためだ
丁度、円高最高値から1/2の水準、つまり、本来の自然な相場での円の価値は、少なくとも、倍はあるということですよ。丁度、ドイツの倍以上のGDP規模ということ。
お見事です・・