米国の命ずるままに1ドル150円に誘導しただけ

「外国為替市場で、円安に歯止めが掛からない。

考えてみれば、今年の1月中旬、1ドル=127円台まで円はドルに対して買い戻された。

しかし、その後、米国の物価高止まりや予想を上回る経済成長率などが影響し、ドル高が進行した。

8月末、1ドル=145円台だったドル円は、9月26日、149円台まで下落した。円安加速の要因の一つとして、日米の翌日物の金利の差が広がったことは重要だ。

2022年3月から2023年9月まで、米国の政策金利である“FFレート”は5.25パーセントポイント引き上げられた。

一方、日本銀行は長期金利の上昇を引き上げたが、マイナス金利政策は維持した。内外の金利差が拡大する状況下、ドルを買い、円を売る投資家は増えた。

今後、いつ、どのような格好で円安に歯止めがかかるかだ。短期的に、わが国の政策当局が「円買い介入」を行う可能性は高い。」

予定通り、1ドル150円付近に誘導しましたね・・

要するに、現在のグローバル経済で成長に必要な政策は、

金利上げ競争なのであって、いかに世界に流通する投資資金を呼び込むかなんですよ。

通常、金利が上昇するのはインフレになってきたからで、

インフレとは通貨価値が下落することを意味するから、本来はウリなんですけどね・・

それが円に対しインフレ通貨の米ドルがカイとなる理由は、

価値を失っていくインフレ通貨である米ドルの暴落を阻止しようと一生懸命工作する者がいるからですよ。

それが日本の政府日銀なんです。