「若狭勝弁護士の目 ガーシー容疑者はUAE側から「国外退去勧告」を受けたのではないか。日本側はUAEに身柄拘束を求めていた。旅券は失効し不法滞在の状態だったが、現地では特別なビザがあるともいわれ完全な不法滞在ではなかったのかもしれない。ただ日本政府や警察当局の要請があり、強制的ではなくても退去してほしいという事実上の申し入れがあり、それに応じたのではないか。
常習的脅迫は反社会的勢力に適用される犯罪名で、普通の名誉毀損(きそん)より重い。警視庁は常習的脅迫での起訴を目指すだろう。ネット上で人の名誉を傷つける行為の中で収益も発生しており、名誉毀損よりも悪質だ。金の流れを含めた全貌が明らかになれば、執行猶予ミエミエの判決ということはない。実刑の可能性もあると思う。
国外に滞在したまま逮捕もされず「逃げ得」を許せば、ほかの事件への影響も出る。警視庁は丁寧な捜査を行い、UAEとの間で調整を行った結果、協力が得られたのだろう。逮捕のタイミングは早めだった。UAEも当然、日本との外交関係を考える。容疑者を守るのが適切か、日本の協力要請を受けた方がいいのか、てんびんにかけて、判断したのではないか。(元東京地検特捜部副部長)」
ガーシー現地でタイホされて強制送還かな、って思ってたら、タイホはされなかったが国外退去勧告を受けて、国外退去しなきゃタイホ、強制送還ということだったのかな・・まあ、そうだろうよ。
UAEのような砂漠しかない国が生き残るためには協力してくれるニッポンのようなタニマチが不可欠・・協力しない国にはもう技術協力もしないしインフラ整備も協力しないし、敵国ですよ、なんてブラック国に認定されると国の運営がままならなくなる。
しかし、小悪い犯罪者も野放しにしておかないと投資家からソッポを向かれかねないから、ガーシーの処分は、まず国外勧告、次いでタイホって手続きにしたのかな、まあ、日本の警視庁とも連携しておったのでしょう・・
執行猶予を目指して裁判ってことだろうけど、この調子では実刑の可能性もアリだろな。