「日本の被爆者医療の専門家たちが、いまだに効果的な治療薬も検査法も確立されていない被爆時の治療法の研究に昨年の秋から取り組み始めた。実はこの分野の研究は、長年「タブー視」されてきた。理由は、78年前の広島原爆と長崎原爆に続く3回目の被爆が前提となるためだ。
なぜ今、そんな研究が必要なのか。研究を全国の専門家に呼びかけた広島大の原爆放射線医科学研究所(広島市)の田代聡所長(61)にインタビューすると、ロシアによるウクライナ侵攻に強い危機感を覚える研究者たちの姿が見えた。」
先の大戦で、日本は2度の核攻撃を受け人類未踏の被曝をしたのだけど、その後、人類初の核攻撃を受けたという事実はほぼそのまま放置され、無視されてきたのだと思う・・
広島平和記念公園にある慰霊碑には、
「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」・・と書かれている・・
しかし・・過ちは繰り返しませぬ・・とはいうけど、主語が誰なのかが分らない・・
誰が、過ちを犯し、誰が、その過ちを繰り返さない、というのだろうか・・
このようにはっきりしないことを営々と無視し続けて現在に至っているのですね・・
そして、日本は戦後以来、営々として米国の支配する植民地として、米国の言いなりに国を運営して現在に至っているのですが、ウクライナ戦争をきっかけにして、日本政府は米国からの要請をそのまま鵜呑みにして、ウクライナ支援を表明、逆にいえば、ロシアに対し敵対的な姿勢を露わにしたわけです・・ロシアは核保有国であるので、ロシアに敵対する意思を表明した限りにおいて、日本はいつでもロシアから核攻撃を受ける可能性を考慮しなければならなくなったわけです。
北朝鮮は相変わらず日本海に対しミサイルを発射し、日本や駐留する米軍を威嚇しているのですが、北朝鮮の武器調達先はロシアでしょ、すなわち、ロシアは北朝鮮に対して核爆弾に関する技術を供与するとも考えられるわけです・・
日本政府のウクライナ支援宣言は、ロシアに対する宣戦布告を意味するから、必然として、日本領土、米軍基地はロシア又はロシア親周辺国家からの核攻撃のターゲットとなったことを意味する。
始末の悪いことに、仮に3度目の核攻撃を日本が受けたとしても治療法に付き何ら研究されていないので、核攻撃に全く対応できない、というのが現在の状況なんですよ。
だから、米国から要請がきても、安直にウクライナ支援を表明してはいけない、というのはそう意味なんです、米国の戦争に日本国土が戦場に巻き込まれるのですよ、よくよく安直な言動はとるべきではない、というのが私の意見です。