「急激な円安が進んだ結果、日本の1人当たりGDPは、韓国より低くなり、アメリカの半分以下になった。米韓との賃金格差も拡大している。これらは、数字上の変化だけではない。日本人が実際に貧しくなり、日本の産業が弱くなったことを示しているのだ。」
アベノミクスなどとして、無理くり市場介入して、国債を日銀が買い上げてゼロ金利を維持することで資金が海外へ流出し、円資産を持つことがリスクがある、というのが世界の認識なのだと思いますね。最新鋭の設備は中国やら台湾から韓国やら東南アジアなどで投資されるので、日本で運用されることはない。それが現状なんでしょう。
アベノミクスの結果ですが、日本国内から大量の資金や技術が海外に流出して、国際貢献を致しました、ということです。
日本が貧しくなった論は、為替水準だけの問題で、無理くり円安に誘導して米ドル基準で時価評価するからなんですが、解決方法とすれば、
1 ゼロ金利政策を解除、金融正常化により金利水準を引き上げる。
2 過剰に積みあがった米ドルを市場で売却する。
これで円高となり、正常化するでしょう。
正常な為替水準は、1ドル70円~80円くらいだと思われますね。