日銀黒田が、円安ドル高容認を堂々主張し続けているため、円売りドル買いの安心感が生じて、実体よりもさらに円売りドル高が加速するという円安バブルが発生している可能性がある。
財政再建と福祉充実を名目に消費税を導入したが、結果、国の財政赤字は急増し続け、ついに1000兆円を超過という事態にまでになっている。
問題は、国の発行する国債を日銀が一手買いしてゼロ金利を推し進めているところだろう。
一方、米国の長期金利は3%程度まで上昇している。
日米金利差がほぼ3%にまで拡大しており、かつ拡大傾向に歯止めがないため、ますます国内に滞留する資金は米国に流出することになり、結果、日本国内経済はますますデフレ経済を継続することになる。
結論としては、今後も日本経済の浮上はありえません。