「4件の市民襲撃事件で死刑判決を受けた特定危険指定暴力団・工藤会(北九州市)のトップ、野村悟被告(74)は、24日の福岡地裁での公判が終わった後、裁判長に向かって「生涯このことを後悔するぞ」と脅すかのような言葉を言い放った。」
以前、私のところに税務調査が入って、その調査係と雑談したときの話ですが・・
暴力団事務所に税務調査することがあるのか、というと、あるということで、理不尽な課税すると暴力団らから暴力を振るわれたりしないのか、というと、
「私はそんなことに行きたくないですよ、命がいくつあっても足らないしね・・ブスッってやられたら、法律だの何だの関係ないでしょ。」といって、でこが汗ばんでたのを思い出すんだけど・・
私がこの暴力団裁判の裁判長になっちゃって、「主文・・」って読むのが怖いな・・だから、最初に読もうと思ったけど、やっぱり、主文は後回し、ってなってしまいかねないな・・しかし、死刑って宣告しなきゃならんのだろう、オレが・・ああー嫌だなー、嫌だ嫌だ・・って前日の晩は気になってロクに寝れないな・・
地裁だから、どうせ高裁に控訴するんだろう、そのまま上告して最高裁まで行くんだろう・・その点、地裁は比較的気持ちが楽だな・・まだ、高裁や最高裁で死刑を宣告してくれるんだから。
そして、最後は法務大臣が執行命令を出してくれるんだろう、そして、刑務官が死刑囚の首に縄を付けて、スイッチ3つを同時に押して、底板を外すんだろう。
高裁、最高裁、法務大臣、刑務官とは連帯責任だから・・とか、口にはしないが、心でそう叫ぶだろう、自分が地裁の裁判長の役についていたら・・
死刑判決を出すたびに、「ああ、また一人殺してしまったな・・自分とは無関係の事件なのに・・」、そう思うだろうな・・自分が裁判官なら・・
「あ~あ、こんなに続々と死刑判決書いちゃって・・自分が死んだら、多分極楽浄土には行けないだろうな・・ナンマンダーナンマンダー」
大変だな・・裁判官・・ならなくてよかったよ・・ま、なかなかなれないけどね・・