「新型コロナウイルスの流行で打撃を受けた中小企業や個人事業主を対象とした持続化給付金を巡り、県警は今年4~8月、県内で億単位の大規模な不正受給があったとみて100人態勢で捜査に乗り出した。同給付金に関係する全国最大規模の詐欺事件に発展する可能性もある。「まだ全容は見えていない」(県警幹部)が、立件に向けて検察側とも密に捜査方針を調整し、解明を急ぐ。」
先に、私が指摘しているように、特に税理士事務所を中心に詐欺事件が表ざたになるのではないか、と思いますね・・特に、税理士事務所経由で申請した方々には申し訳ないが、気を付けた方がいいと思います・・
私の知る限り、税理士事務所の税理士や補助者が給付金を代理して申請している場合があとが立たず、特に、補助者があっちこっちで代理申請しているのを見かけます。
まず、税理士資格単体では報酬を得て代理申請をすることができる職能がないこと。加えて、月ベースの売上を捏造して法人事業概況書を作成したうえで給付金申請を代理する税理士事務所もありえますね。この種の事件の発覚は、恐らく、税務調査がきっかけに、反面調査で不正帳簿の存在が発覚するのだろうと考えられます。
昨今、インターネットで税務申請をする場合が多いし、データーはデジタル化しているから、意外に不正調査は簡単にできるものと考えられます。